ついに叶った!ありがとう、愛染明王様

神様お願い!

愛染明王様参拝

片思い歴8年目の時です。

ふとしたきっかけで知った愛染明王様。

「煩悩、愛欲や執着を否定せず悟りに変えて、菩薩心に導いてくださる」

わたしにピッタリだと思いました。

参拝しようと決めて、緊張しながら行きました。

心を込めて参拝し、お札とお守りを購入しました。

自分勝手な願望というのはわかっているのです。

でも、難しいかもしれませんが、

誰も傷つかず、自然にこの恋が成就しますようにとお願いしました。

あの人の後輩の話

あの人の後輩に誘われて飲みに行くことになりました。

なぜ後輩がわたしを頻繫に飲みに誘ってくれるのか?

それは”淋しいから”でした。

後輩はその自分本位の性格からか?離婚されて、一人暮らしでした。

その性格から友達も遠のいている様子でした。

わたしは当初はその後輩を嫌いではなかったです。

地元の美味しいお店をよく知っていて、

連れて行ってくれたので、

チェーン店しか知らないわたしには新鮮で

楽しかったのです。

そして、あの人も来ました。

あの人はいつも来るわけではないです。

後輩の他に地元の友達によく誘われて出掛けています。

そこにはラスボスも一緒というのもめずらしくありません。

でも、その日は来てくれました。

3人で居酒屋で飲みました。

あの人がひとつきっと勘違いしているだろうと思うのは、

わたしあの人を好きというはずなのに、後輩とよく会って飲んでいるのはなぜ?

もしかして、そうゆう仲なのか?ということです。

なんとなく勘ぐっている節はありました。

でも、わたしよりもはるかに大人なので、あまり態度には出さずにいました。

ある日、一度だけ聞かれました。

わたしは「淋しい淋しい言われるから」と答えました。

あの人は「”淋しい”で人を引き付けようとすることがある。俺はあいつの性格をわかっているけど。気を付けて。」と言われました。

確かに気を付けないといけないくらいの頻度で「淋しい淋しい」と連絡をされていました。

無視することに罪悪感を感じるので、電話やメールの相手をしてしまっていました。

それがだんだんとしんどくなってきていました。

それでも完全に切らなかったのは、

わたしあの人が好きで、

あの人の後輩と飲むのはあの人が来るかもという思いがあったからでした。

やっと叶った

その時は突然きました。

3人に飲んだ後に後輩の家へ行きました。

3人でまた飲みなし、夜中までおしゃべりしました。

後輩は寝ると言いました。

あの人も寝て、朝に帰ると言いました。

わたしも泊めてもらうことにしました。

床で寝るときにわたしあの人にくっつきました。

添い寝のつもりでしたが、

しばらくしたら、あの人が動き出しました。

あの人「嫌なら嫌と言う」

わたしは「嫌じゃない」

そして、朝日が差し込んでお互いが見える時間になるまで

求めあいました。

本当に幸せでした。

こんな日が来るなんてと思いました。

ひとめぼれしてから9年。

愛染明王様に参拝してから3ヶ月後のことでした。

純喫茶店へ

後輩が起きだしたので

慌てて二人は離れました。

そして、何事もなかったように過ごし家を出ました。

朝の町を歩きました。

純喫茶店でモーニングを食べました。

お互いに照れてくすぐったい時間でした。

だからと言って、今後二人の関係がどうなるという感じではなかったです。

二人とも口下手なところやハッキリしないところがあるので、

言葉での確認などはなかったです。

ただわたしは、やっとひとつ大きな夢が叶ったということだけでした。

2週間後

2週間後におしゃべりする機会がありました。

その時に、あの人は重い口を開きました。

あの人「俺、抱いたよね。」

わたし「うん」

あの人「うん、でも、俺 やらなきゃいけないことあるから」

わたし「うん」

沈黙…….

わたしは冷静を装いながらも、

「もうこれ以上何も言わないでほしい。いい思い出にしたい。わかったから。わかっているから、黙って!」と心の中で叫んでいました。

声には出してなかったですが、

わたしは結んだ髪の毛を無意識にクルクルクルクルと回していました。

それを、くすっと笑いながらあの人は真似をしました。

わたしの心情を察したのか、それ以上何もいわず、普段通りの雰囲気に戻りました。

あの人のやらなきゃいけないことはわかっています。

なので、何も望みません。

ただ”楽しかったいい思い出”にしたかったので

黙っててほしかったです。

泣きそうな気持を押し殺して、

”楽しかったいい思い出”と思い込みました。

それ以降も何もないまま何事もなかったように1年以上過ぎました。

頻繁ではないですが、

ときどき飲みに行きました。

はじめは数人で、そして最後は二人になることもあり、

そのままあの人の家に泊まることも何度もありました。

添い寝して手をつないで寝ました。

それ以上のことはありませんでした。

あの日、後輩の家でそうなったというのは、たぶん俺の事好きなはずなのに

なんでいつも後輩と出掛けるんだ?という気持ちでだったのでは?と思うこともあります。

自分の家では別居中の奥さんと過ごした家なのでしないというポリシーもあるのかなと思います。

それでも、

一度だけ聞こえるか聞こえないかの声で誘われた気がしましたが、

無視しました。

本当は快諾したかったけど、出来ませんでした。

恋愛って本当に自分勝手でややこしい!!!

おわり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました