あの人とわたし　10年片思い

わたしは「わたしよ、来たよ！」という意味のつもりでした。あの人は「手、振って。もうバイバイってこと？」と言いました。

朝の町を歩きました。純喫茶店でモーニングを食べました。お互いに照れてくすぐったい時間でした。

成就しないのは、わたしでは理解出来ないくらいしない方が良いということなんだろうなぁ…と思うようになっていました。

必死なわたしに神様が嬉しいイタズラをしてくれたのかなという出来事でした。

気持ちを落ち着けるためにすかさずお参りしました。そして、また歩きました。そしたら、前からあの人が歩いて来ました。

恋愛と仕事の狭間でのわたしの感情を重視し過ぎてたのかもしれません。

好きだからこそ、あの人の一番の幸せを願うので「また一緒に暮らせたらいいね。」と言いました。

そしてあの人にガチ恋している人達です。

ときには嫉妬してしまうこともありました。一緒に仲良く輪に入って楽しくしたらいいのに、なぜか、それが出来ずにいました。

もしかして、もう結婚していないのかもしれない。そう思い、希望を感じました。